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siro72_Q_A_Q夫も私もフルタイムの共働きです。4歳の娘の幼稚園の送り迎えがあり、帰宅したら洗濯機を回し、食事の仕度、娘とお風呂など、毎日が慌ただしく過ぎていきます。夫は残業で遅くなり、私たちが眠るのは午前零時を回ってから。こんな生活に限界を感じています。どうすれば心に余裕をもつことができるでしょうか。(A子・30歳)

 私も3人の娘の子育てをしながらフルタイムで働いていますので、忙しくて常に時間に追われている感覚がとてもよく分かります。毎日があっという間に過ぎていきますよね。

 主婦は色々とやることがあるので、まとまった自分の時間を取るのは難しいと、子育て中ならなおさら感じると思います。私も自分の時間が侵されるような気持ちになって、余裕がなくなることがありました。

 そのため、いまは家事の合間の隙間時間を利用するように心がけています。例えば、まとまった時間が取れなくても、一日に5分でも10分でも良いから、何か自分の一番好きなことをするのです。私の場合は娘たちとのたわいない会話です。それは本を読むことでも、裁縫でも、写真を撮ることでも、絵を描くことでも、お子さんと手遊びを楽しむことでも、なんでも良いと思います。そうすると、自分の好きなことをするからか、時間って上手に使ったら生み出せるものなんだなって気づくと思います。

 そして何よりも、いま精一杯頑張っているあなた自身をしっかり褒めてあげてほしいと思います。「私は明るく温かく優しいママ、素晴らしい」と自分自身を褒めていると、コトバには物事を現実のものにする力がありますから、自分の良さがどんどん引き出されて、その通りになります。

 日記に自分を讃嘆する言葉を書いていくこともやってみて下さい。生長の家からは、日々の明るい出来事や感動を記す『日時計日記』(生長の家白鳩会総裁・谷口純子監修、生長の家刊)が発売されています。良い言葉を書き続けることで、必ず讃嘆の言葉が増えてきます。すると、心の向きが明るい積極的な方向へ切り替わっていきます。そうなったらもう大丈夫。余裕のある明るい心で、旦那様や娘さんに接することができるようになっていると思いますよ。

 仕事も、家事も、子育ても上手に楽しんで、ますます幸せな生活を送られますことを、心からお祈りしています。

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*回答者 和氣雅子

生長の家地方講師。夫、3人の娘、義母と暮らす。仕事、家事、子育て、介護に楽しく頑張っている。

 

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