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siro72_Q_A_Q職場の人間関係になじめず、1年ほどでパートを辞め、専業主婦になりました。仕事中の失敗や同僚とギクシャクしたことなどを今でも思い出して、人と接することが怖くなり、「自分は人と上手に付き合えない」という思いが消えません。どうすればとらわれずに、自信を持って生きられるでしょうか。(A子・42歳)

 職場の人間関係になじめず仕事を辞められ、つらい経験をされたのですね。過去の出来事を思い出し、自信が持てなくなる気持ちは、私もよく分かります。

 生長の家では、調和した人間関係を築くために大切なのは周りの人に感謝することであり、中でも両親に感謝することは一番大切だと教えています。

 私は以前、職場での人間関係で悩み、うつの症状が出た時期がありました。その時に母の勧めで練成会(*1)を受け、個人指導の講師から「あなたは、そのままで素晴らしい神の子ですよ」と言われて、「自分を変えようとするのではなく、そのままで良いのだ」と分かり、肩の力が抜けて安心したのを覚えています。

 また「いつも周りの方への感謝の気持ちを大切にし、その想いを毎日お祈りによって伝えていけば良いですよ」とご指導いただきました。それから私は毎日、神想観(*2)を実修するようになり、祈りの中で、両親から始まり家族や友人、職場の方など一人ずつ順番に顔を思い浮かべて「ありがとうございます」と感謝するようにしました。

 自分と他人は別々のように見えても、みんな神様の命が宿っている神の子で、潜在意識では繋がっています。なかなか良い関係を築くことができない友人もいましたが、祈りの中でその友人と調和した姿を想い浮かべていると、自然と会話が増えたり、笑顔で接することができるようになり、関係が良好になっていくのを感じました。

 また『日時計日記』(生長の家白鳩会総裁・谷口純子監修、生長の家刊)の活用もお勧めします。私は毎日、両親や周りの方への感謝の言葉や、「私は素晴らしい神の子です」と自分に自信をつける言葉から書き始めています。心に思い描いた希望を具体的に毎日書き続けることが、希望を実現していくためにとても大切です。ご自身に自信を持たれ、神の子としての素晴らしい日々を送られることをお祈り致します。

*1 合宿形式で教えを学び、実践するつどい
*2 生長の家独得の座禅的瞑想法

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*回答者 木村祐亮(きむら・ゆうすけ)

生長の家兵庫教区青年会委員長。生長の家白鷺道場勤務。趣味は自転車に乗りながら季節の写真を撮ること。

 

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