新宮郁美(しんぐう・いくみ) 東京都出身、京都府在住。令和元年12月、39歳で入籍。現在、夫と2人暮らし。ノーミート料理で野菜の皮まで利用し、ゴミを出さずに料理をするのを楽しんでいる。花の写真を撮るのも趣味。生長の家地方講師。

新宮郁美(しんぐう・いくみ)
東京都出身、京都府在住。令和元年12月、39歳で入籍。現在、夫と2人暮らし。ノーミート料理で野菜の皮まで利用し、ゴミを出さずに料理をするのを楽しんでいる。花の写真を撮るのも趣味。生長の家地方講師。

 令和元年12月に結婚した私たちは、今幸せな結婚生活を送っています。夫婦そろって生長の家の「人間は神の子である」という信仰を大切にし、祈りを第一にしています。夫婦で毎朝4時20分に起床して、主人の勤め先である生長の家宇治別格本山(*1)の早朝行事に参加し、夜7時10分からは先祖供養を行っています。祈りを大切にしているので、毎日の生活が充実し、整っていくように感じています。

 さらに、自分を含め多くの方々を祝福する祈りをしたり、教化部(*2)に足を運んで行事のお手伝いをしたりして、喜びに満たされた日々を過ごしています。これも主人と結婚したおかげだと感謝しています。

 私たちが結婚できたのは、義母のおかげもありました。義母は主人の結婚成就を祈念して、宇治別格本山の一般練成会(*3)に年に10回も全期参加してくれていました。このことを聞いた時、義母の愛の深さを感じました。さらに、義父は13年前に昇天しましたが、結婚前に夢に出てきて挨拶をしてくれました。ご先祖様や親はたとえ昇天していても、子孫の幸福を願い続けて下さっていることを実感しました。

 また、私自身も結婚への希望を持ち続けながら、祈りを深め、出来る限りの努力を続けてきました。

イラスト/石橋富士子

イラスト/石橋富士子

 主人と結婚することができた今、描いた理想が多くの方々に喜んでもらえるものであるならば、多少時間がかかったとしても、最も良い時期に必ず成就すると感じています。主人と出会う前に、結婚相手を紹介されても、断られたり断ったりしたことがありました。私に魂の半身はいるのだろうかと不安になりましたが、今思うと、紹介された方が半身ではなかっただけのことだったのです。描いた理想が神の御心(みこころ)に適(かな)うものならば、必ず理想通りの人と一緒になれるのだと思います。私にとって、それは主人だったのです。

 結婚はゴールではなくスタートであり、もちろん嬉しいこと、楽しいこともたくさんありますが、魂も向上させるきっかけになると感じています。理想に描いた通りの主人と共に祈りながら、主人についていこうと思います。さらに信仰を深めながら、自分を大好きになることを目指していくつもりです。なぜなら自分を大好きになると家族も周囲も大好きになり、より自然に家族にも周囲にも愛が出せるし、自分が真の意味で幸福になることで家族も幸福になれると思うからです。

 最後に、主人と出会えたのも、温かく見守って下さった職場の皆様や、周囲の方々の支えがあったからこそです。そして、何より子を信じて放つ両親の愛と、ご先祖様の導きがあったからこそと感謝しています。

*1 京都府宇治市にある生長の家の施設。宝蔵神社や練成道場などがある
*2 生長の家の布教・伝道の拠点
*3 合宿形式で教えを学び、実践するつどい