Q 5歳になる孫は発音が不明瞭で、「さしすせそ」が「たちつてと」のように聞こえます。息子夫婦は少し気にしているようですが、対策などは考えていないみたいです。来年小学校に上がるので、それまでに治療は必要でしょうか。友達とおしゃべりをする中で、孫が自分の発音を気にするようになるのではと心配です。子どもを傷つけず改善したいです。家庭でできることはありますか。(B子・62歳)

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 お孫さんは、幸せを運んできてくれる小さな天使のようですね。喃語や片言から少しずつ言葉が豊かになり、会話ができるようになった中で、お孫さんの発音を気にされていることからも、お孫さんを愛情深く見守っていらっしゃることが伝わってきます。

 5歳頃は、お友達とも遊びを通して会話の楽しさが広がり、社会性が育っていく時期です。毎日さまざまな言葉を吸収し、語彙も増えていきます。サ行がタ行の発音になるとのことですが、“サカナ"が "タカナ"と聞こえるようになってしまうのでしょう。

 幼い頃は、まだ口腔(こうくう)の機能が十分発達していないため、発音が不明瞭になることがあります。正しい発音をしようとしても、舌や唇の使い方が未熟なためです。大人はつい言い直させたり、正しい発音を求めたりしがちですが、それをしすぎると、お子さんが言葉に自信をなくしてしまうこともあります。

 そんなときは、「うん、サカナだね」と、お子さんの言いたいことを受け止めながら、正しい発音で返すと良いでしょう。あまり発音を気にせず、「話すのが楽しい」「もっと話したい」と思えるような温かい対応が大切です。

 また、ストローを使った泡遊びや、ろうそくの火を吹き消す遊び、シャボン玉など、お口を使う遊びを一緒に楽しむのもお勧めです。食事の際には、固いものをよく噛むことも、口の筋肉を鍛えるのに役立ちます。噛む回数を競い合うなど、遊び感覚で取り組むのもよいでしょう。就学を迎える頃には、自然と発音も上達し、おしゃべりが大好きな小学生に成長されるはずです。

 生長の家では「人間はみな、神の生命を宿した素晴らしい神の子」と教えています。『生命の實相*1第14巻には、「子供を礼拝せよ。子供のうちに埋蔵された才能の宝を拝み出せ」(131ページ)と書かれています。お孫さんの美点を見つけ、毎日讃嘆の言葉のシャワーを浴びせてあげてください。
*1 生長の家創始者・谷口雅春著、日本教文社刊。全40巻

 お孫さんの素晴らしい将来をお祈りいたします。

回答者 S.Y
生長の家地方講師。岐阜県在住。療育施設勤務。離れて暮らす4人の孫と遊ぶことが楽しみで、布の絵本を製作中。

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