Q 25歳の時に統合失調症を患い、家族の世話になってきましたが、昨年両親とも他界しました。これまでもアルバイトは少ししてきましたが、今後は仕事に行くことを考えなければなりません。しかし、病状が安定していないからか、医師からは「今は無理です」と言われています。それでも明るい気持ちで生きていきたいと思います。日々どんなことに気をつければ良いでしょうか。(A子・57歳)

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 25歳で統合失調症を発症され、さぞご苦労されたことと思います。そのような中、ご両親を亡くされても、一人で生活していくために仕事に就きたいと前向きに考えておられ、本当に素晴らしいと思います。

 しかし、まずは医師の助言のとおり、ご自身を大切にしないといけません。生長の家は「人間は神の子である」という教えを根本としており、自分自身を大切にすることは、神の子としての自分の尊さを認めるところから始まると説いています。

 アルバイト経験もおありということですが、まだ心に余裕が持てない場合、症状を理解してくれるスタッフがいる作業所など、福祉的な就労の場も選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。一般企業ではルールや職場の理解度などから、十分な配慮が得られにくい場合もありますので、まずは作業所から始めて、徐々にスモールステップで積み上げていくのが良いと思います。

 次に、ご自身の神の子の実相を祈ることが大切です。生長の家には「神想観」という独得の座禅的瞑想法があります。これは、神によって創られた完全円満な世界や、ご自身の本来の完全円満な姿を心に思い描くものです。「人間は神の子であり、病は本来無い」との教えに基づき、日々神想観を実修して、「病、本来無し」の自覚を深めていってください。
* 神によって創られたままの完全円満なすがた

 さらに、「私はすでに素晴らしい仕事が与えられています、ありがとうございます」と祈り、元気に働いている姿を繰り返しイメージすることで、心が明るくなり、神の御心に沿った良い出会いや導きが得られるでしょう。

 私もかつて仕事が上手くいかなかった時や、つまずいてしまった時に、神想観を続けたことで周りの人が助けてくれたり、物事がうまく運んだりしたことがありました。

 どうか焦らず、コツコツと自分ができることから始めてください。そして、周囲の方々への感謝の気持ちを深めながら、明るい気持ちで人生を歩んでいってください。

*回答者 永原龍夫
生長の家地方講師。長崎県在住。相談支援や成年後見人の仕事に、教えを活かしている。趣味はトライアスロン。

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