ストレスがたまると過食してしまい、トイレで口に指を突っ込んで吐いてしまいます。食べても体重が増えないので、食べ過ぎても吐いたらいいやと思うようになってしまいました。吐いた後はとても惨めな気持ちで誰にも言えません。(20代、女性)

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「自分は守られている」という安心感を育(はぐく)むことが大切です

 私も20代の頃、過食症に苦しんだ経験があります。過食の衝動がとまらず、罪悪感や自己否定感で悩む日々が続きましたが、自分の心に向き合う過程で、生長の家とも出合い、今では穏やかな生活を送っています。

無理をせず、自分を責めない

 
 過食症は自覚の有無にかかわらず、自分の心が満たされないことで、心がバランスを保とうとしている状態です。まずはそうした自分自身を受け入れてあげてください。その上で気をつけてほしいことがあります。

 それは「過食嘔吐を無理に我慢しない」「自分を責めない」ということです。食事は生きていく上で必要なものですから、アルコール依存症の人がお酒を断つように、食べ物を断つという訳にはいきません。

 食べ物を目の前に出しておかないなど、物理的な対策はしてもよいのですが、我慢で治せるものではなく、無理に我慢すると、反動でさらに過食してしまうこともあります。「過食してもしなくても、どちらでもOK」くらいの気持ちでいる方が、過食嘔吐をしたとしても、比較的症状が軽減することが多いものです。

 また、「自分を責めないこと」が大切だというのは、「自分はだめだ」という想いが、その通りの現実を創り出してしまうからです。過食嘔吐自体は決して望ましい行動ではありませんが、ストレスから心を守ろうとして現れた反応だとも言えます。

 自分を責めるのでなく「私の心を守ろうとしてくれてありがとう」と、少しずつでも自分自身に感謝する気持ちに切り替えていきましょう。

神様と自分はともにある

 
 そして、心を本当に満たすには「自分は常に神様とともにあり、守られ満たされている」という絶対的な安心感を、自分の中に育んでいくことが大切です。絶対的な安心感は、幼少期に父母などからの愛情を通して自然に身につくものですが、大人になってからでも、意識して自分で育むことは可能です。 

 まず深呼吸をして力を抜き、住む家があり食事ができることなど、小さな幸せに感謝してみましょう。さらに、自分に縁のある人達のほか、水や空気など身の回りのすべてに感謝の対象を広げていくことで、自分が大きな恵みに生かされ、満たされていることに気づけるようになります。

 こうした感覚が深まると、ストレスへの対処も、自分を大切にできる方法を自然に選べるようになります。何をストレスに感じているのか、過食嘔吐でなく本当はどうしたいのかと自分の心と向き合い、もし一人では難しいと感じたときは、カウンセリングなど専門的なサポートを受けるのもよいでしょう。

 常に神様とともにあるという安心感のもと、どうかご自身の心身を大切に扱ってあげてください。

回答者
M.K
生長の家地方講師
自然豊かな北杜市で夫、長女、長男と暮らす。朝の散歩とごみ拾いが日課。

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