「連載 | 美のステージ」の記事一覧

『いのちの環』No.147「美のステージ」トップ用画像

私にとってのピアノは音楽を楽しむこと

音楽や絵画など、さまざまな芸術分野で活躍する方を取材、紹介する「美のステージ」。
ピアニストの高橋咲千子さんは、演奏活動を行う傍ら、仙台市青葉区の閑静な住宅街にあるピアノ教室「サミュゼピアノ研究会」を主宰して8年。5歳の子どもから88歳のお年寄りまで、40人の生徒を抱える人気教室になっている。

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日々違う表情を見せるふるさとの風景を描く

齊藤健一(さいとう・けんいち)さん
これまでに描いた作品その一つひとつから、ふるさとへの愛情が伝わってくる。

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少しずつコツコツと 楽しく絵手紙を描く

濱口卓也(はまぐち・たくや)さん
「毎日少しずつ描いて、完成に近づいてくると心がワクワクします。それが楽しいから描いているのだと思います」
妻の芳美さんと作品を手に。2人は互いに支え合い、強い絆で結ばれている。
「絵に添える言葉は、描いているときに頭に浮かんだことをそのまま書いています」

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感動し、楽しみながら描いた油絵

小田靖子(おだ・やすこ)さん
「一見、殺風景な街並みでも、よく見るとだんだん愛着が湧いてきて、街の皆さんの幸せを祈りながら描きました」
 3年前に描かれたこの作品は、教室の講師の勧めで「第10回室蘭日曜画家作品展」に出品し、NHK室蘭放送局長賞に輝いた。昨年(2021)には、同展に「オレンジのレオタードのトルソー」という作品を出品して、津田額縁店賞を受賞している。

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楽しい思いが溢れる和紙を使ったちぎり絵

石丸豊子(いしまる・とよこ)さん
 さまざまな色の和紙を手でちぎりながら、それを台紙に貼って花や風景などを表現するちぎり絵。ちぎった部分の微妙なかすれが、グラデーションのようになって独特の風情を醸し出す。ちぎり絵を始めて40年以上というベテランの石丸さんは、その魅力についてこう語る。「どんな和紙を使い、どんな絵を描くのか、あれこれ考えを巡らせているときが、一番幸せな時間です。思い通りの作品に仕上がることは滅多にないんですが、それはそれで、また楽しいんです」

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感謝の思いを込めながら切り絵の制作に励む

97歳のI.S.さんの手に成る切り絵は、縦41センチ、横32センチの小品ながら、濃淡のある和紙を用い、風情ある景色が表現されている。「4年ほど前、長女と一緒に埼玉のお寺を訪ねたとき、とても雰囲気があるその光景を目にして感動し、写真に撮って切り絵に仕上げました。とても思い出深い作品です」笑顔で話すIさんが、切り絵に出合ったのは40年前。地元の文化祭で観て感動し、教室に通って習い始めた。その3年後には、「全国切り絵大会」で新人賞を受賞した。

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一心に祈りながら仏像を彫り参らせる

藤崎秀平さん
彫刻の町に生まれた藤崎さんは、欄間づくりに勤(いそ)しむ父親の秀一さん(故人)の姿を見て育ち、高校を卒業後、自然に家業を手伝うようになった。

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水彩画、竹細工に感謝の思いを込めて

三井眞知子(みつい・まちこ)さん
三井さんが水彩画を始めたのは、10年ほど前。知り合いのお嫁さんが開いた銀行ロビーでの展示会で水彩画の美しさに魅了され、水彩画教室に通うようになった。今も月1回のレッスンを受けている。
「絵を描く前には、対象となる花や果物に手で触れてみることにしています。そうすると、手から花や果物の生命力が伝わってきて、絵を描くエネルギーになるんです」

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古典芸能「能」の美しさを油彩画で描く

宮内利正(みやうち・としまさ)さん
「5年前に初出品したときは、100号以上の大作ばかりが並ぶ中、自信がなかった私は、30号の作品を出しました。しかし、思いがけなく入選し、本当に嬉しく思いました」
 入選したのは、室町時代に成立したとされる能役者・能作者、世阿弥作の能「花筐(はながたみ)」の一場面を描いた作品。きらびやかな装束を身に纏(まと)い、顔に木製の面を付け、手に扇を持った能役者の姿が色鮮やかに描かれている。

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一瞬にして散る花火の輝きを写真に収める

木津幸雄(きづ・ゆきお)さん
 日本の夏の風物詩として知られ、毎年、全国各地で開かれる花火大会。中でも有名なのが「三大花火大会」で、そのうちの一つ、新潟県長岡市の「長岡まつり大花火大会」には、大勢のカメラマンが詰めかけ、夜空を彩る花火の撮影に興じる。木津幸雄さんは、JR長岡駅前で妻の恵子さんと理容店を営む傍ら、20年前からアマチュアカメラマンとして花火の撮影に勤しんでいる。

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古着に新たな命を吹き込み、心が和む小物をつくる

東幸子さんの自宅を訪ねると、古着をリメイクしたさまざまな小物が所狭しと並び、さながらギャラリーのようになっていた。童(わらべ)人形、スリッパ、ソファカバー、テーブルクロス、座布団、クッション、暖簾(のれん)、タペストリーなどの作品の中で目を引いたのが、衣紋掛けにかけられた艶やかな黒のドレス。その由来を尋ねると、こんな答えが返ってきた。
「私が、3人の娘たちの結婚式で着た留袖を孫の結婚式のときに着るためにドレスに作り替えました。どんなに古いものでも、リメイクして新しい命を吹き込めば、また役立つものになるんです」

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信仰の喜びを シャンソンとカンツォーネに込めて

古谷 浩(ふるや・ひろし)さん
「何気ない曲の調べと言葉で、人の心の機微を表現する奥深さに惹かれて、シャンソンとカンツォーネを始めたんですが、今でも毎日30分は必ず練習しています。大きな声を出すと気持ちがいいですし、何より健康に良いですから」という。