「連載 | 美のステージ」の記事一覧

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人の生き方に通じる心を込めて仕上げた編み物

下園佳子(しもぞの・よしこ)さん
編み物が好きだった母親や祖母の影響で、小学生の頃から小物を編んで楽しむようになった下園さんは「時間も手間(てま)もかかりますが、できあがった時の喜びは格別です。使う糸や編み針、色選びなどを組み合わせることで、無限の表現ができるのが、編み物の大きな魅力です」と語る。

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墨と調和し、筆と調和し神の子の自覚で書の道を行く

桟敷 博(さじき・ひろし)さん
指導者としても第一線で活躍している桟敷さんは「書とは、自分がああしよう、こうしようと思ってしたためるものではなく、“当意即妙(とういそくみょう)”でないとだめなんです。しかも、墨と調和し、筆と調和し、『われ神と一体なり』の自覚がなければならない」と語る。

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自然との一体感を深め油彩の花の絵を描く

関 久実子(せきくみこ)さん
女子美術短期大学の生活デザイン科出身の関さんが油彩画を始めたのは8年前。臭いがない、水に溶ける「デュオ」という油絵の具があることを知ってから。「花の精妙な色合いを見つめ、その香りをかぐと、『私と自然とは一体だ』という思いが溢(あふ)れてきて、その思いが自ずと絵にも表れるんです。“いのちといのちが触れ合う”、そんな時間がとても好きです」と語る。

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すべての経験を糧(かて)に、声楽家の道を歩む

棚橋直美(たなはしなおみ)さん
声楽の道に進んで約30年。着々と活躍の場を広げてきた棚橋さん。「自由にのびのびと歌えば、自分の色が出てくるだけでなく、曲に込められた感情、ストーリー性なども表現できるのではないかと思います。常に『もっと成長したい』という思いがあり、年々、歌への意欲が高まっている気がします」と語る。

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本誌「ぷちシアター」に心象風景を描き続けて7年

飯田芳実(はんだよしみ)さん
幼い頃から絵を描くのが好きで、高校を卒業後、名古屋芸術大学デザイン学科に進学。卒業制作では、古着や布切れを使って、目鼻のない、異様な格好をした人形を800体も作って展示したという。「イメージは、浮かんでは消えてしまうもので、不安と隣り合わせですが、心に引っかかったイメージを絵にすることで心が落ち着くんです。そのほっとした気持ちが読者に伝わるように、と思って描いてきました」と語る。

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二人の母の温(ぬく)もりを感じ、楽しく着物をリメイクする

大森靜子(おおもりしずこ)さん
リメイクを始めたのは、7年前。祖母や実母、継母が遺(のこ)した着物を生かせないか、と思ったのがきっかけだった。本で学び、見よう見まねでブラウス、ジャケット、ネックレスなどを作るようになった。「着物の生地をなるべく切らず、特性を生かすようにしています。服にしろ小物にしろ、満足のいく物ができると人にあげて喜んでもらうのが、私の“元気の源”です」と語る。

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出発点となった小学5年の初心に還って書に向き合う

新井公子(あらいきみこ)さん
今では60人近い生徒さんを数えるまでに発展した書道教室を開いている。「小学5年生の時、書道教室の先生に言われるまま夢中で書き、東京の展覧会で賞をいただいた作品なんです。書における私の出発点となった作品で、見る度に、書かせてくださった先生への感謝の思いが湧いてきます」と語る。(内容の一部が読めます)

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小さな喜びの積み重ねそれが私のパッチワーク

追分八重子(おいわけやえこ)さん
パッチワーク歴26年。市内の同好会「花もめん」の一員として、3年に一度の発表会で作品を発表してきた。
「生活の中でのちょっとした喜びが、毎日30分から1時間ほどしていたパッチワークだったんです。パッチワークを通して、毎日、小さな喜びを積み重ね、ここまで生きてこられたことに、感謝でいっぱいです」と語る。(内容の一部が読めます)

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無上の喜びを込めて作るパッチワーク

宮本洋子さん
パッチワークキルト教室に所属してアメリカの最先端の技術を学び、発表会向けの大きなタペストリーも制作するが、好んで作るのは、家族や近しい人に贈るためのハンドバッグや財布などの小品。
「息子の嫁や孫の顔など、相手の顔を思い浮かべながら真心を込めて縫う、そのひと時が無上の喜びです。材料には古い衣服などを使い、それに新しいいのちを吹き込ませることができるのも、大きな醍醐味(だいごみ)ですね」と語る。(内容の一部が読めます)

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郷愁をさそう 独学で描く油彩の絵

渡辺正重さん
絵が好きで、子供の頃は漫画を描いたりしていたが、本腰を入れて絵を描き始めたのは14、5年前。まったくの独学で、晩年やはり独学で絵を描くようになった父の影響という。油彩による絵本も制作し、誰もが自由に読み聞かせに使えるよう、動画共有サイトYouTubeに動画の形でアップロードしていて、『虹色の架け橋』『ロボットのたろー』など10本の作品を公開している。(内容の一部が読めます)

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心に残るふるさと京都の風景を描く

藤本徳子さん
子供の頃から絵が好きで、「いつか本格的に絵を習いたい」と思い続けてきた藤本さんが、カサブランカに入会したのは平成12年。友人から誘われたのが縁だった。「一番痛感したのは、自分で実際に目にし、感動したものでないと、いい絵にはならないということです」と語る。
(内容の一部が読めます)

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日本三大原始布の一つ「葛布(くずふ)」の魅力を伝える

村井龍彦さん
日本三大原始布と言われる自然布の魅力を伝えたいと、大井川のほとりで採れる葛の蔓(つる)を使い、葛布を織り続けている。はじめてみて分かったそうですが「産業革命によって近代化が進んだことで、忘れ去られてしまった古人の知恵がたくさんあることに驚きました」と語る。(内容の一部が読めます)