私は昔から勝ち気な性格で、人に負けたくないという思いがとても強くあります。自分の意見を押し通さずにはいられなくて、人と言い争いをすることも多いのですが、その度に自分の周りから人が離れていくような気がして、孤立感を覚えるようになり悩んでいます。どうしたらいいでしょうか? (20代、女性)

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 相手の話に耳を傾け、人や物事の良い面に心を向けましょう
 ご自身の勝ち気な性格や負けず嫌いな面を冷静に受け止めていらっしゃることから、あなたはとても思慮深い方だと思います。ご自身を顧みて、周囲との調和を意識しながら、心の軌道修正をする時間はたくさんありますので、どうぞご安心ください。

相手の話に耳を傾ける

 
 私自身、5人兄弟の長女として育ち、小さい頃は兄弟喧嘩もたくさんしました。長女として自分の意見を押し通すこともあったように思います。しかし成長するにつれ、親や兄弟姉妹、友人たちにただ反発するだけでは何事もうまくいかないことを学びました。一方的に自分の考えを押し通すだけでは、良い結果は得られません。

 大切なのは、まず相手の話にしっかり耳を傾け、丁寧にコミュニケーションを取ることです。対話を通じて初めて、相手の思いや考えに気づくことが多くあります。相手の立場になって物事を考える視点を持つことにより、互いの理解も深まりますし、相手を尊重することで、自然と自分も尊重してもらえる関係が築けます。

 生長の家には「唯神実相*1」や「唯心所現*2」という教えがあります。人は皆神の子であり、自分の心に思い描いたことが現実に反映されていくという教えです。もし周囲に対して反発の気持ちを持ち続けていれば、それがそのまま現実に現れてしまいます。そうならないためにも、心の持ち方を変える練習が大切です。神想観*3の実践をおすすめします。
*1 本当に存在するものは唯、神と神の創られた完全円満な世界だけであるという教え。
*2 心で思った通りに現象が現れること。
*3 神想観について詳しくは、『新版 詳説 神想観』(生長の家創始者・谷口雅春著、日本教文社刊)、『神想観はすばらしい』(前生長の家総裁・谷口清超著、日本教文社刊)等を参考にして下さい

 神想観は生長の家独得の座禅的瞑想で、神によって創られた完全な自分を心の眼でじっと観つめます。毎日神想観を実修することで、「自分は神の子で素晴らしい存在だ」と自覚できるようになり、あなたの素晴らしさが現れて周囲との調和した世界が広がります。また、神様と一体であるという安心感や愛を感じられるようになり、孤独感も解消されていきます。

人生の明るい面をみる

 
 もうひとつお勧めしたいのは、「日時計主義」の生き方です。谷口雅宣・生長の家総裁は『太陽はいつも輝いている』(生長の家刊)の中で次のように記しています。

 日時計主義とは、人生の“明るい面”に心の焦点を合わせた生き方である。日常生活の中で楽しいこと、明るいこと、感謝すべきこと、教えられること等に注目し、それを心に強く印象づけることで、「唯心所現」の原理を発動し、実際の生活を明るく、豊かで、感謝に満ちたものに変革する生き方であり、生活実践である。(25ページ)

 日々の生活で、明るいことや感謝できることに目を向け、『日時計日記*4をつけてみてください。そうすると、既に豊かでありがたい環境に囲まれていることに気づきます。周囲の人々の美点を見て、感謝する心を忘れずに過ごすことで、あなたの世界はきっと変わっていきます。
*4 太陽の輝く時刻を記録する日時計と同じように、毎日の明るい出来事や希望や感謝の言葉を書き留める日記帳。生長の家白鳩会総裁・谷口純子監修、生長の家刊

 あなたには必ず周囲と調和した明るい未来が待っています。ますますのご多幸をお祈りしております。

回答者
山下滋代(やました・しげよ)
生長の家本部講師補
生長の家国際本部勤務。趣味は読書、美術鑑賞。

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