体験手記|脱原発の思いや人のお役に立つ大切さを生徒たちに伝えて
私は福島県のある私立高校で英語の教師を務めています。福島県と言えば、2011年に発生した東日本大震災による津波で、福島第一原発が大きなダメージを被り、未曾有の大事故が起きたことが、今なお記憶に新しいところです。
「連載|匿名体験手記」の記事一覧
No.170(5月号)
私は福島県のある私立高校で英語の教師を務めています。福島県と言えば、2011年に発生した東日本大震災による津波で、福島第一原発が大きなダメージを被り、未曾有の大事故が起きたことが、今なお記憶に新しいところです。
No.169(4月号)
私が結婚したのは、中学校の常勤講師として働いていた平成26年、41歳のときでした。翌年、長男が生まれ、令和元年には教員採用試験に合格して正規の教員となりました。そして、その翌年、2人目の子どもである女の子を授かりました。待望の第2子でしたので、私も妻も幸せな気持ちで張り切って毎日を過ごしていました。
No.167(2月号)
ある日、ヤクザ業の傍ら建設業を営む人と知り合い、甘い言葉をかけられて、その人の会社に移ってしまいました。いざ入ると何かあるたびに殴られ、夜中まで仕事をさせられるような毎日になりました。嫌になって休んだりすると家に乗り込んできて、現場に引きずり出される有様(ありさま)でした。
No.162(9月号)
41歳になったときに職場で人事異動があり、新しい部署に移りました。ところが、そこで私よりひと回りも年下の女性、Aさんとの間に思わぬトラブルが発生したのです。
彼女は、もともと感情の起伏が激しいところがある人でしたが、仕事でミスしたことを注意したりすると、露骨に嫌な顔や口答えをされるようになりました。どう接していいのか分からず悩むうちに、だんだん怒りもこみ上げてくるようになって、家に帰ると妻に不満や愚痴をぶつけるようになってしまったのです。
No.155(2月号)
わが家に異変が起きているのではないかと気づき始めたのは、平成5年のことでした。お盆を前にして母とお墓の掃除に行くと、わが家の畑の一画にあった先祖代々の墓がありませんでした。あまりにも突然のことで、何がなんだか訳が分からず、母も私も呆然とその場に立ち尽くすだけでした。