ファッションや美容にお金をかけたり、人気のカフェなどに行ったりして、「映える」写真を毎日S‌N‌Sに投稿し続けていたのですが、背伸びをして自分を「盛る」ことになんだか疲れてしまいました。「いいね!」がもらえると自分が認められたみたいで嬉しいのですが、「本当の自分はこんなに華やかじゃないのに」という思いが頭をよぎることがあります。(20代、女性)

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 人間は神の子であり、そのままですばらしい存在だと知ることが大切です

 心が休まらないことがわかっているのに、S‌N‌Sで背伸びをした投稿を続けてしまうのは、「ありのままの自分では、他人に認めてもらえないかもしれない」という、薄ぼんやりとした不安のフィルターを、自らにかけて世界を見ているからだと思います。あなたが今感じている「疲れた」は、「自分を大切にしたい」という自分の本心からの大切なサインです。

「実相」に心を向ける

 
「すべての人は、そのままで既に完全であり、素晴らしい神の子である」というのが、生長の家の考え方です。五感で感じる現実の世界のことを「現象」と呼び、その奥には完全円満な神様のいのち「実相」*1があります。生長の家では、この実相と現象を明確に分けて考えます。
*1 神によって創られたままの完全円満なすがた

 現象は私たちの心が映し出したものであり、常に移り変わりますが、実相は決して揺らぐことのない真・善・美そのものです。目には見えませんが確かに存在し、私たちの心のぐらつきや、他人の価値や比較でジャッジされて優劣がつくような相対的なものではありません。また、時の流れとともに劣化し、いつか消えゆくような不安定なものでもありません。

「そのままの自分が神の子である」と自覚し、実相に心をふりむけ、善き行いを日々重ねていくことで、身の回り(現象)にあなたの素晴らしさが表現されていきます。生長の家では神想観*2という瞑想をすることで、その自覚を深めていきます。毎日、短い時間でも構いませんので、ぜひ取り組んでみてください。きっと不安のフィルターが消えていくはずです。
*2 生長の家独得の座禅的瞑想法。神想観について詳しくは、『新版 詳説 神想観』(生長の家創始者・谷口雅春著、日本教文社刊)、『神想観はすばらしい』(前生長の家総裁・谷口清超著、日本教文社刊)等を参考にして下さい

うれしいと思えることをしてみる

 
 さらに、自分の本心からの願いを明確に感じるためには、意識してオフラインの時間を増やしていくことをおすすめします。その時間に、小さなことでもいいので、心からうれしいと感じられることをしてみてください。

 ほんの一例ですが、私は余った食材を使っておやつを作ったり、夜寝る前に、1日の感謝を日記に書き記したり、職場では共有スペースの清掃を心がけたりしています。身の回りの人や物、日常にある一つひとつの存在に感謝する生活を送っていると、自然体のまま心穏やかに過ごすことができます。
 

 また、日々神想観を続けることで、自分の本心を感じやすくなります。S‌N‌Sの情報の海の中で他者と交流するとき、ファッションや美容にお金をつかうとき、何かを発信するときも、自分の本心に従えば、きっと自分らしい選択や表現ができるでしょう。ありのままのあなたが、オンラインでもオフラインでも、充実した幸せな日々を送れますようお祈りしています。

回答者
金沢貴子(かなざわ・たかこ)
生長の家地方講師
山梨県北杜市在住。4人家族2児の母。「今年の正月から趣味で寿司を握り始めました」

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