1年前に13歳年下の女性と結婚しました。私も彼女も子どものいないバツイチ同士で、すぐに意気投合したのですが、いざ一緒に暮らし始めると、世代間のギャップなのか、日ごろ話すことや関心があること、食の好みなどもまったく違っていて、当惑することばかりです。彼女も明らかに困っていて、年上の私がなんとか歩み寄らなければならないとは分かりつつも、何ともできずに悩んでいます。(63歳、男性)

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A 夫婦のいろんな“違い”をプラスに転じましょう

 
 私も17歳年下の妻と結婚しましたので、夫婦間のさまざまな“違い”に困惑されているお気持ちはよく分かります。

 夫婦とはいえ、生まれ育った時代や環境が違うので、話題や食の好みに差が出るのは珍しくありません。そこで、その“違い”をどう受け取るかによって問題を解決する方法を考えてみましょう。

 私の場合、結婚当初、妻の作るみそ汁は薄味で、濃い味が好みだった私は不満を口にしがちでした。しかしあるとき妻に、「塩分を控えたほうが体にいいのよ」と言われ、「自分の健康を心配してくれている」という優しい気遣いが分かり、感謝して薄味を受け入れるようになりました。あなたも奥さんの本心をよく聴くことで、奥さんとの“違い”を乗り越えるヒントが見つかることも多いのではないでしょうか。

 また、妻はアウトドア派ですが、私は出不精で、休日に散歩に誘われても、不承不承(ふしょうぶしょう)ついていくといった感じでした。しかし、近くの河川敷を歩くとすがすがしい気分になりますし、街中を歩けば居心地のよいカフェや地産小麦のパン屋を見つけたりして、今では散歩が楽しみになりました。奥さんの好みや誘いに、一度素直に応じてみると、固定した生活のリズムがほどけ、自分の新しい一面がひらけて、“違い”がプラスに転じることがあります。

 最後に助言をもう一つ。「年上の私がなんとか歩み寄らなければ」とありますが、心のどこかで「年上が引っ張るべき」に縛られると、相手は窮屈に感じたり、自分一人に負担が偏ったりしがちです。私は妻を「年下」としてではなく、対等な一人の人間として接するよう心掛けています。

 お二人で無理なく歩み寄れる関係をつくることが、“世代間ギャップ”を乗り越える第一歩になると感じています。

回答者:山岡睦治(やまおか・むつじ)
(生長の家本部講師)

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