Q 子どもたちが結婚して家を出ていき、夫と2人の暮らしになりました。心にぽっかり穴が空いてしまったようで、何をしても楽しくありませんし、周りの同じ年代の女性が生き生きと暮らしている様子を見ると、つい自分と比べて落ち込んでしまいます。人生の後半を充実させるには、どう生きればよいでしょうか。(B子・57歳)

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 懸命に子育てされたあなたは、愛深い素晴らしい方だと思います。子どもさんたちの独立による寂しいお気持ちを、お察しします。しかし暗い心で過ごしていると、心に強く思ったことが周囲に現れる「心の法則」によって、暗い出来事が現れてしまいます。今、あなたに大切なのは、心を明るくすることです。

 また、あなたが生き生きと暮らす同年代の女性を見て落ち込んでしまうのは、あなたの中に「本来の素晴らしい自分」があることを知っているからです。

 生長の家では、「人間は神の子で既に円満完全で、幸福に満たされている存在である」と説きます。そして幸福感に満たされた生活を送るために、「日時計主義の生き方」をお勧めします。

 日時計主義の生き方とは、生活の中で自分の周りの物事の良い面、明るい面、感動したこと、社会の明るい出来事を心に強く印象付ける生き方です。この生き方をするために、恵まれていることや良かったこと、嬉しいことを見つけ、それを書いていく『日時計日記』(生長の家白鳩会総裁・谷口純子監修、生長の家刊)を始めてみませんか。

 どんな人も、他人とは比べられない素晴らしいものを持っています。ご自身や、ご主人、独立した子どもたちを含む家族に感謝し、美点を見つけて日記に書いてみてください。喜びが湧いてきます。あなたが笑顔で喜んでいると、ご主人もご家族も喜びに満たされ、幸福な生活が築かれていきます。私も夫や家族の素晴らしいところ、良かったことを言葉に出して讃嘆し、日記に書いています。
 
 谷口純子・生長の家白鳩会総裁は、著書の『夢の地平線』(生長の家刊)の中で、「私たちは、人の喜ぶ顔を見るために生きている、といっても言い過ぎではないのだ」(62ページ)と、人が生きる意味をお示し下さっています。
* 生長の家の女性の組織
 
 ご主人に感謝し、明るい心で、多くの方々の笑顔のために愛を惜しみなく与える生活を送られますよう、お祈りしています。

*回答者 I.Y
地方講師。PBS活動と「石上げの行」に勤しむ。

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