あの日以来、母と話をしていない。あんなに好きだったピアノも思うように弾けなくなった。気晴らしに友人のオーケストラを聴きに出掛けた弥生は、憧れの先輩でバイオリニストとして活躍している寺尾詩乃も、かつては自分と同じ悩みを抱え、克服した過去があったことを知る。

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