Q 私は気がつくと過去の嫌な出来事やトラウマを、一日に何度も思い返してしまいます。
過去のことを許し、もっと楽に生きて、今なすべきことに集中したいです。なぜ過去の嫌な出来事に、いつまでも引っかかってしまうのでしょうか。瞑想をして無心になってみようとしましたが、うまくいきません。(B子・42歳)

『白鳩』No.164「Q&A」メイン画像

 過去の嫌な出来事を日々思い返してしまうのを、どうにかしたいと思うと同時に、過去のことを許し、今なすべきことに集中したいと願っているあなたは、とても素晴らしいですね。

 私も以前、職場の人間関係で悩み、病気を患って休職した時に、職場での出来事が常に頭に浮かび、相手を恨み、そんな自分を責めて、少しも前に進めないことがありました。

 そんなとき、生長の家で「自分の心が環境も運命もつくる」と学び、「自分が変われば世界が変わる」ことを知ったのです。私は恨んでいた相手を赦(ゆる)し、感謝しようと思いました。すると、その嫌な出来事は私の魂を成長させてくれた感謝すべき出来事へと変わり、復職できたのです。

 なぜ過去の出来事が、いつまでも思い返されるのでしょう? それは過去の出来事をアルと、心で認めているからです。反対にアルと心で摑(つか)むことをやめて、「過去はナイ」と心から放つことです。「心で認めたものは現れる」という心の法則によって、心で認めている間は、あたかもアルように現れていますが、心で認めなくなると現れは消えていくのです。本当に存在するのは神が創られた完全円満な世界のみなのです。

 そして、過去の出来事は自分に何かを教えてくれたのだと感謝しましょう。すぐにはできないかもしれませんが、感謝の言葉を唱え続けていると自信が湧いてきて、やがて感謝できるようになります。

 それには、生長の家の瞑想法である「神想観(しんそうかん)」を日々実修することをお薦めします。神想観は一般的な瞑想のように無心になるのではなく、完全円満な神の世界を、はっきりと心に描いて、その有様をじっと観ずるのです。すると、既に私たちの中にある実相が生活のなかに顕(あらわ)れてきます。
* 神によって創られたままの完全円満なすがた

 光の前では闇は無力です。心を明るく持ち、今を大切に生きて、ぜひあなたらしい輝かしい未来を創造していってください。

*回答者 K.K.
生長の家埼玉教区地方講師。仲間や妻とごみ拾いを行うなど、地球社会と自然に優しい活動に取組む。

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