Q 数年前に夫を亡くし、現在独り暮らしをしていますが、70代になって心身の衰えを感じるようになりました。この先、寝たきりや認知症になって、遠くに嫁いだ一人娘に負担をかけるかもしれないと思うと、どうやって生きていけばいいのだろうかと不安になります。若い頃は元気に過ごしてきたのに、今は孤独感からやる気や自信が湧いてきません。(女性、72歳)

A この先の生活への不安なお気持ち、よく分かります。私も夫を亡くし、一人で暮らしています。20年前、交通事故で夫を失ったときは気力が無くなりましたが、心配した次女夫婦が、他県から戻って同居してくれました。
その頃、秋川雅史さんの『千の風になって』を聴きました。夫は千の風となって大きな空を吹き渡り、いつも私を見守ってくれていると思えたとき、これまでの自分を振り返りました。悲しんでばかりで夫を心配させ、申し訳なかった。明るい心で感謝の生活をし、夫を安心させようと思ったのです。
生長の家でも「生命は永遠に生き通しである」と学んでいたので、天国の夫は常にそばで見守ってくれていると思うと、心が温かくなりました。
心が変わると、毎日が明るくなり、行動も変わりました。友達と食事に行ったり、家庭菜園をしたり、趣味を見つけたりと、充実した日々を送るようになりました。朝起きて神様に生かされていることに感謝し、空気や水、電気、身のまわりの物などに「◯◯さん、ありがとうございます」と声をかけています。次女夫婦も安心してくれ、今は別々に暮らしています。
寝たきりや認知症への不安も、ごもっともです。生長の家では「人間は神の子で、実相*1は完全円満。神様は病気をつくり給わない」と教えています。また、心の思いが周囲に現れる「心の法則」も説いています。マイナスな思いが出てきたら、「ありがとうございます」という感謝の言葉で上書きしてみてください。この世は自由な世界ですが、自分の心が自分の人生をつくっていきます。だからこそ、責任のある世界とも言えるのです。
*1 神によって創られたままの完全円満なすがた
ご先祖やご主人の供養も大切です。生長の家には「霊牌」という先祖供養に用いる短冊があり、先祖や亡くなった親族の名前を書いて御霊を祀ります。教化部*2で手に入りますので、霊牌を書きながらご先祖やご主人と会話し、感謝を伝えることを、ぜひ行ってみてください。
*2 生長の家の布教・伝道の拠点
回答者 長谷川喜美江
生長の家地方講師。新潟県在住。生長の家白鳩会新潟北越教区連合会長。趣味は家庭菜園、旅行。
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