Q 外見のコンプレックスや友人関係、将来に対する不安など、色んな悩みがあって心が沈んでしまう毎日です。心を開いて悩みを打ち明けられる人がいればと思うのですが、両親はちゃんと話を聞いてくれませんし、きょうだいも仲のいい友人もいないため、一人で悩みを抱え込んでいる状態です。どうすれば鬱々とした気持ちを晴らすことができるのでしょうか?(10代、女性)

A 人や物事の良い面、明るい面をみて、自分の気持ちを変えていきましょう
取り越し苦労をしない
私も十代の頃、学業や将来、人間関係に悩んでいました。その不安を乗り越えられたのは、「まだ起きていない問題まで悩まなくていい」と教えてくれた生長の家の真理に触れたからでした。
生長の家では、私たちが生きているこの現象世界では、自分の心に描いたものが現れると説いています。心に不安ばかり描いていると、不安に思っていたことが現象に現れてきてしまいます。私たちは過去でも未来でもなく、「今」を生きているので、未来や過去のことばかり考えて不安に思うことをなくしていきましょう。
そのことについて、『聖経 真理の吟唱』*1の「天地一切と和解する祈り」には、次のように書かれています。
*1 生長の家創始者・谷口雅春著、日本教文社刊
妖雲冪々と空を覆うことがあっても、その上には常に蒼空があるのと同じように、如何に暗澹たる状態が現象的にあらわれてこようとも、その状態に対して心を動ずることはないのである。心を動ずることがないから、何らの対策をも講じないのかというと、決してそうではないのである。心を動ずることがないから、最も適切なる智慧が泉の如く涌き出でて暗を消してしまう処置ができるのである。(48ページ)
人間は神の子であり、問題を解決する力が私たちに備わっていると生長の家では説いています。たとえ一見悪く思えるようなことが起こっても、それは一時的なことだと考え、冷静に対応することが必要です。
自分の気持ちを変えるために
気軽に誰かに相談できる環境をつくるためには、自分の雰囲気や言葉の使い方を意識することも大切です。人は、やわらかく明るい言葉をかけてくれる人に、自然と心を開きやすいものです。
他人は変えられませんが、自分を変えることはできます。「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、自分と気の合う人が自然と集まってくるので、やわらかく明るい言葉を使うことを心がけ、最初は家族に「おはよう」「ありがとう」と声をかけてみましょう。
また、生長の家では、「感謝」も大切にしています。悩みや不安を抱えていると視野が狭くなり、自分が受けている恩恵を当たり前だと思って、感謝の気持ちをつい忘れがちになってしまいます。
生長の家には、その日にあった良いことを書き留める『日時計日記』*2もあります。人や物事の良い面や明るい面に心を向け、感謝の思いでそれを記録しているうちに、心に光が差し込んできて、コンプレックスに感じていたことも自分の特長の一つとして受け入れられるようになります。
*2 太陽の輝く時刻を記録する日時計と同じように、毎日の明るい出来事や希望や感謝の言葉を書き留める日記帳。生長の家白鳩会総裁・谷口純子監修、生長の家刊
回答者
M.Y.
生長の家地方講師
生長の家神奈川教区青年会副委員長。「幼少期より生命学園で生長の家の教えに触れ、青年会で活動しています」
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