Q 昔から引っ込み思案で、これまで自分に自信を持てたことがありません。どうしても他人と比較してしまい、何の取り柄もない自分なんて生きる価値がないのではと思ってしまうことがたびたびあります。この前も、仕事で続けてケアレスミスをしてしまい、そんな自分が嫌になって泣いてしまいました。どうしたら、もっと自分に自信を持つことができるようになるのでしょうか。(20代、女性)

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A 仕事でのミスから自分を責め、つらい思いをされていることとお察しします。他人と自分を比較してしまい、自分自身への信頼が薄れている苦しさは、今の自分の在り方に違和感を覚え、「これは自分の本来の姿ではない!」と感じている証でもあるのではないでしょうか。大切なのは、少しずつでよいので、自分を否定せず、肯定的に受け入れていくことです。

目に見えている世界がすべてではない

 
 人は、日常で起こるさまざまなことに対して自信をなくすと、「自分には能力がない」と自己限定してしまいがちです。それは、目の前に見えている出来事だけがすべてだと思い込んでしまうからではないでしょうか。

 生長の家では、人間は本来神の子であり、無限の智慧や愛、生命が宿っていて、一人ひとりが素晴らしい可能性を持ち、それぞれに与えられた個性や天分があると説いています。神様が創造された完全円満な世界を「実相世界」といい、悪や自分を害するものは本来存在しないのです。

 一方で、目に見えているこの現象世界は、人間の感覚器官で捉えたものであり、脳が組み立てた仮の世界で、本当にある世界ではないのです。

 つまり、今、引っ込み思案に感じているあなたは、本来のあなたそのものではなく、「仮の姿」(現象)としてそう現れているだけに過ぎません。神の子である自分の素晴らしさに気づき、明るく前向きに努力を続けることで、生きる価値を見出し、喜びにあふれる生活を送ることができるようになるのです。

コトバには力がある

 
 また、自信を持ちたいと思うと、つい他人の評価を気にしてしまいがちですが、見る視点を変えてみることをお勧めします。たとえば、自分が短所だと思っていることも、見方を変えれば長所になることがあります。だから、他人と比べることなく、どんな小さなことでもいいので、自分の長所や良いところに目を向けてみましょう。

 そのためには、明るい言葉を声に出したり、ノートに書き出したりしてみるのが効果的です。日常の中で人や物事の明るい面に心を向け、感謝の思いを綴る『日時計日記』*を書くのもお勧めです。
* 太陽の輝く時刻を記録する日時計と同じように、毎日の明るい出来事や希望や感謝の言葉を書き留める日記帳。生長の家白鳩会総裁・谷口純子監修、生長の家刊

 生長の家では「コトバの力」といって、コトバには物事を実現する力が宿っていると説いています。コトバとは、表情や心で思う想念、発する言葉すべてを指します。コトバが人生をつくりますから、マイナスのコトバを使えばマイナスの出来事が現れ、プラスのコトバを使えば良い出来事が現れてくるのです。

 良いコトバを使い、周りに親切にしたり、愛を表現したりすることで、神の子の自覚が深まり、きっと自信を育むことができるでしょう。ミスを恐れすぎず、一歩ずつ前に進みながら、自信を持って日々を明るくお過ごしください。

回答者 山口 加奈子
生長の家地方講師
大阪府在住。体を動かすことが好きで、休日は運動を取り入れるように心掛けている。

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