Q 3カ月前、40歳を過ぎてこれまでとは全く違う部署に異動しました。
慣れないせいか、職場の環境も悪く、耳に入ってくるのは、上司や同僚の悪口ばかりで気が滅入ってしまいます。
なぜ、この年になって一から新しい仕事をしなければならないのかという気持ちに苛まれ、食欲もありません。
どんな気持ちで仕事に臨んだらいいのか、アドバイスをお願いします。(Y・O、41歳、男性)
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回答者:田中 尚(たなか・ひさし) (生長の家本部講師)

回答者:田中 尚(たなか・ひさし)
(生長の家本部講師)


A 異動は期待の裏返し。明るい面に目を向けて下さい

ご相談を拝見させていただき、あなたはとてもまじめで責任感の強い方とお見受けしました。
それだけに新しい職場の環境に悩まれておられるのだとお察しします。

私は、以前システムエンジニアの仕事をしていたとき、突然、新しい技術分野の担当を任され、スタート当初から壁にぶつかるという苦い経験をしたことがあります。

しかし、「それは私に対する会社の期待の表れだ」と、前向きな思いに変えることで苦境を脱することができました。

あなたも同じで、会社があなたに期待しているからこそ異動となったのです。
それを信じた上で、今まで立派に勤めてきた実績があるわけですから自信を持ってください。
そうすれば、これまで培ってきた知識や経験を活かし、新しい部署でも貴重な存在になることができるに違いありません。

生長の家では、心に強く思い描いたことが実現するという「心の法則()」を説いています。
まず自分が新しい部署で役立っている姿、人間関係がスムーズに運んでいる様子を心にありありと思い浮かべてください。

そして、もう一つお勧めしたいのが、そうした思いを一層強めてくれる『日時計日記』(生長の家白鳩会総裁・谷口純子監修、生長の家刊)を付けることです。
生長の家が推奨しているこの日記は、嬉しいことや楽しかったことなどを積極的に探し出し、それを心に印象付けながら書くものです。

だまされたと思って、ぜひ実践してみてください。
職場の皆さんと調和しながら楽しく仕事をしている姿を心に思い描きながら書くと、さらに良いと思います。

それを書き続けることで、自分だけでなく、周りの良いこと、明るい面に心が向く習慣がつき、その結果、心で認めた通りの環境が実現してきます。
ますますのご活躍を心からお祈りいたします。

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